2022年4月2日土曜日

4月3日礼拝メッセージ「安心して行きなさい」

 


メッセージ「 安心して行きなさい 」

  

 ●衣の房

 12年間も長血を患って、医者にもひどい目に遭わされ、財産もなくなり

治るどころかますます悪化していく状況の女性、当時、血が止まらない病は、汚れた者とされ、人々から忌み嫌われました。彼女がさわった物や彼女が座った椅子さえ汚れた物とされ、人々は彼女から汚れを受けないように、彼女に近づくことを皆避けていたのです。しかし、彼女には一つの希望がありました。「衣の房」に触れば、必ず癒やされるという希望です。衣の房には613の結ぶ目があり、それは主の約束を象徴しているものでした。

「衣の房」に触れることは、みことばの約束をつかむことを象徴していました。

*マタイの福音書14章34~36節

34 それから彼らは湖を渡り、ゲネサレの地に着いた。

35 その地の人々はイエスだと気がついて、周辺の地域にくまなく知らせた。そこで人々は病人をみなイエスのもとに連れて来て、

36 せめて、衣の房にでもさわらせてやってください、とイエスに懇願した。そして、さわった人たちはみな癒やされた。


●あなたの信仰があなたをいやした。安心していきなさい。

 12年間、汚れた者として存在を否定し、「汚れた者」と人々との接触を避けていたこの女性に「あなたの信仰があなたをいやした」とイエス様は

大勢の人々の中から、一人の女性の人格、心の内側を認め受け入れました。主の癒やしの力は彼女の内側からあふれ出ました。「安心して行きなさい」

  これまでの12年間のつらい日々は、イエス様に会うためのものでした。

イエス様は「安心して行きなさい」と私たち一人一人にも語りかけてくださっています。


スポルジョンのことば

私たちは彼の愛の高さ深さを十分に知ってはいない。しかし次のことを確実に知っている。キリストはふるえる魂から、その魂が得た賜物を取り去るようなことはされないと。しかし、注目すべきことは、彼女の知識はなきに等しかったが、彼女の信仰は真のものであったがゆえに、彼女をただちに救ったことである。そこに遅延はいささかもなく、信仰による奇跡は即時的である。もし私たちに一粒のからし種ほどの信仰があれば、救いは私たちの現在の、また水遠の所有となる。…うしろからでも主のみ衣の房にさわり得るならば、私たちは全きものとされる。臆する者よ、勇気を出せ。あなたの信仰があなたを救った。安んじて行け。「わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている」


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