メッセージ「 愛の実践」
イエス様がオリーブ山で弟子たちに語られた大切な「天の御国」のたとえ話の3つ目です。
聖書の預言は必ず成就します。主の空中軽挙、大艱難時代、そして主の地上再臨です。地上再臨後に、キリストはエルサレムから全世界を統治されます。世界中の聖徒は、その日が1日でも早く来るように期待しています。
この例え話は、主の地上再臨の時に、すべての国民(異邦人)を正しく裁かれることを現しています
1)山羊と羊に分けられる
人の目では同じに見えても、主は内面を見られます。
羊も山羊も一緒に過ごしていますが、羊飼いは羊と山羊を分けるように
主の正しく裁かれ、「永遠のいのち」か「永遠の刑罰」か分けます。
『彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人 が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る』」(1 サムエル16:7)
2)愛の実践
「永遠のいのち」に入る人とはどのような人のことを現しているのでしょうか。
イエスの救いを受け入れ、罪から救われ、その愛に応答する人です。
ヨハネ 13:34~35
「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合い なさい。わたしが愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛しな さい。もしあなたがたの互いの間に愛があるなら、それによって、あなた がたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。」
3)小さい者の一人にしたのは
その愛の実践は、小さい者にしたかどうかということです。
小さい者とは、トルストイが著した「くつやのマルチン」は有名です。日常、困窮した隣人に神の愛に導かれて施した小さな愛の行為は、「わたし」(キリスト)にしたことだと主は語っておられます。「施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。」(マタイ6:3)
また、「エルサレムの平和のために祈れ」(詩編122:6)とあるように、 小さいものにしたこととは、イスラエルの祝福を願い祈ることです。
そのような祈りを捧げる人を、神は祝福されます。なぜなら、アブラハム契約の中に、イスラエルを祝福する異邦人は、祝福を受けるという約束があるからです。