【たとい全世界を手に入れても】
1)空の空
伝道の書1:2~3
「 空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。
日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう」
栄華を極めたソロモン王の言葉です。
彼は「私の目の欲するものは何でも拒まず心の赴くままにあらゆる楽し みをした。実に私の心はどんな労苦をも喜んだ。これが私のすべての労 苦による受ける分だった。しかし、私は手がけた事業とそのために骨折 った労苦とを振り返ってみるとなんとすべてがむなしいことよ、風を追 うようなものだ。」と語りました。
たとい全世界を手に入れるような大成功者であっても、
「金銭を愛する者は金銭に満足しない。富を愛する者は収益に満足しな い。」(伝道者の書5章10節)のです。
2)最大の利益を受ける道
第一テモテ6:6-9
「6:6 満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。
6:7 私たちは何一つこの世に持って来なかったし、また何一つ持って出 ることもできません。
6:8 衣食があれば、それで満足すべきです。」
私たちが生きていく上で、必要なものはそれほど多くはない。毎日の 食べ物、着るものがあれば大丈夫。お金よりも、心の豊かさを持ち続け たい。それはお金を愛するのではなく、自分を生かしてくださっている 神様を愛することから始まります。
ヨハネ3:16
「神は実にそのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは 御子を信じる者がひとりとして滅びることなく、永遠の命を持つためで ある」
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