2022年7月9日土曜日

7月3日礼拝メッセージ「たとい全世界を手にいれても」


 【たとい全世界を手に入れても】 

 1)空の空

   伝道の書1:2~3

  「 空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。

  日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう」

  栄華を極めたソロモン王の言葉です。

  彼は「私の目の欲するものは何でも拒まず心の赴くままにあらゆる楽し  みをした。実に私の心はどんな労苦をも喜んだ。これが私のすべての労  苦による受ける分だった。しかし、私は手がけた事業とそのために骨折  った労苦とを振り返ってみるとなんとすべてがむなしいことよ、風を追  うようなものだ。」と語りました。

    たとい全世界を手に入れるような大成功者であっても、

  「金銭を愛する者は金銭に満足しない。富を愛する者は収益に満足しな  い。」(伝道者の書5章10節)のです。


2)最大の利益を受ける道

     第一テモテ6:6-9

  「6:6 満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。

  6:7 私たちは何一つこの世に持って来なかったし、また何一つ持って出   ることもできません。

  6:8 衣食があれば、それで満足すべきです。」

     私たちが生きていく上で、必要なものはそれほど多くはない。毎日の  食べ物、着るものがあれば大丈夫。お金よりも、心の豊かさを持ち続け  たい。それはお金を愛するのではなく、自分を生かしてくださっている  神様を愛することから始まります。

ヨハネ3:16 

   「神は実にそのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは  御子を信じる者がひとりとして滅びることなく、永遠の命を持つためで  ある」



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