詩編121編7-8節
「主はすべての災いからあなたを守り、あなたのたましいを守られる。
主はあなたを行くにも帰るにも今よりとこしえまでも守られる。」
先週のみことば詩編91編「災いはあなたに降りかからず、疫病もあなたの天幕に近づかない。主があなたのために御使いたちに命じてあなたたのすべての道であなたを守られるからだ。」とともに、主の圧倒的な守りを宣言しているみことばです。
第二次世界大戦の頃のことです。イギリス軍にウイットゼイ大佐という人物がいました。彼の率いる連隊は全員が毎日朝晩、詩篇91篇を朗読して神に安全を祈ったそうです。彼の連隊は五年間激戦地に派遣されていました。他のほとんどの連隊は全滅したり、多数の死者を出していました。ところが彼の連隊だけは一人の死者も出なかったのです。
詩編91編、詩編121編のみことばを毎日告白して祈ることは幸いです。
主は私たちの避けどころです。親鳥の翼の下に身を寄せるヒナのように、主は私たちを守ってくださいます。御翼の影に身を寄せることとは、具体的に祈りのある生活のことです。祈らないクリスチャンは翼のない鳥のようだと例えられます。
毎朝祈りをもっって始まり、祈りをもって一日を終えること。祈りの時間を持つ事は幸いなことです。神様との親しい交わりは、力の源、魂と心が守られる秘訣です。
「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。」(箴言4:23)
疫病や災害など不安の材料が多い社会で、魂の葛藤を覚える毎日を過ごしています。人と人との正しさがぶつかりあって、深刻な悩みや問題を抱えている方々に多く出会います。
そのような中でも、ペテロ第一5:6-9は、信仰生活の勝利の秘訣を示しています。
「6 ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。7 あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
8 身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。9 堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。 」
敵である悪魔は吠え猛る獅子のように食い尽くすべきものを探し求めています。
しかし、堅く信仰にたって悪魔に立ち向かい勝利を手にすることができます。
それは、神の御手にへりくだることです。へりくだるとは、自分の力に頼ることをやめ、神を避けどころとすることです。また、思い煩いを神に委ねることです。
その結果、罪から来る災いや悩みを避けることができます。
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